木津川堤防に吹く風と、しまかぜを待つ夕刻──京の味わい“えびネギ饅頭”|点乃の京だより

木津川堤防に吹く風と、しまかぜを待つ夕刻──京の味わい“えびネギ饅頭”
城陽の木津川堤防で、夕方17時10分ごろ。
空がゆるやかに茜に染まる頃、青と白の「しまかぜ」が静かに通り過ぎてゆきました。 ほんに、めったに会えへん列車どすさかい、出会えたらそれだけで心がふわりと和みます。
そのとき手元にあったのが、京都点心福のえびネギ饅頭。 小ぶりながら海老の旨みと九条葱の香りが広がり、暮れゆく景色とよう合うておりました。
夕暮れどきの堤にて
観たままの景色:
・場所:城陽市 木津川堤防
・時刻:17:10頃
・情景:西の空には入道雲、川面はやわらかに光を受けて。そこを「しまかぜ」がゆったりと走り抜けていきました。
「待つ時間」いうんは、なんや心を整えてくれるもんやなぁと思いました。列車の音が近づいてくるにつれて、夕風も心持ち涼しゅう感じましたえ。
えびネギ饅頭と夕刻の取り合わせ
京の九条葱がやさしく香る
えびのぷりっとした食感と、九条葱の爽やかさ。衣はふんわりしていて、口に入れると心地よい温もりが広がります。強すぎへん味わいが、夕刻にちょうどよろしいのどす。
さりげない一口で
特別な調味料はいりまへん。塩をひとつまみ、あるいは柑橘を少し添えるだけで十分。堤防の風景に合わせると、それだけで小さなお楽しみになるんどす。
※安全な場所で、景色とともにゆっくりどうぞ。
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個包装で冷凍便。おうちでも、旅先でも召しあがれます。
点乃のひとこと
「しまかぜ」を見られたら、きっと良い日になる。 そないな気持ちになれる夕刻でした。 小さなおまんじゅうと一緒やと、その喜びが少し長う続くように思います。
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