紅の花と紅の焼売。百日紅と千日紅のおはなし

🌺
空の百日紅、足元の千日紅。
目で見て、味わって楽しむ
夏の京都のお花たち
|点乃の涼風だより
こんにちは、点乃どすえ。
夏の京都を歩いておりますと、空に向かって元気に咲く「百日紅(さるすべり)」と、足元で可憐に咲き誇る「千日紅(せんにちこう)」が、街を鮮やかに彩ってくれます。
長く咲き続け、幹がつるりとした百日紅。そして、ドライフラワーにしても色褪せず、「変わらぬ愛情」という花言葉を持つ千日紅。
実はこのふたつのお花、どちらも「食べられる」ってご存じどしたか?
☕ 色褪せぬお茶として
「千日紅(せんにちこう)」
千日紅は、ぽんぽんとした可愛らしいお花を乾燥させて、ハーブティー(千日紅茶)として楽しむことができるんどす。
お湯を注ぐと、ガラスのポットの中でゆっくりとお花が開き、うっすらと淡いピンク色に。クセのないほんのりとした甘みと、土の匂いを感じるようなほっとする味わいどすえ。
中国では古くから美容や健康のお茶として親しまれてきた歴史もあるそうで、夏の冷房で疲れたからだを、内側からやさしく温めてくれます。
🥗 お料理の華やかな彩りに
「百日紅(さるすべり)」
一方の百日紅は、ひらひらとした花びらを「エディブルフラワー(食用花)」として生でいただくことができるんどす。
シャキッとした歯ざわりで味がほとんどないさかい、サラダに散らしたり、冷製スープやカルパッチョの飾りにしたりすると、食卓が一気に華やぎますえ。
そやけど、ここで一つ大事なお約束がおます。
「皆の衆、ゆめゆめ忘れるな!
百日紅の『葉』や『種』には毒性があるゆえ、決して口にしてはならんぞ!
食べてよしとするのは、美しき【花びらのみ】でござる!」
奉行殿の仰る通り、お庭の百日紅を飾る時は、花びらだけをきれいに洗って使っておくれやすね。
🥟 お花も焼売も、個性を知れば
もっと好きになる
さて、このふたつのお花……なんや、うちの焼売によう似てはる気がするんどす。
「いかにも!」と奉行殿が扇子を叩いて頷いてはります。
「堂々と咲き誇る百日紅は、食卓の主役を張る【肉汁焼売】のごとし! 対して、色褪せずお茶としても長く寄り添う千日紅は、あっさり上品な【塩焼売】のようでござるな!」
華やかな主役と、日常を彩る名脇役。お花も焼売も、それぞれの持つ個性と「美味しいいただき方」を知ることで、もっともっと愛おしゅうなりますね。
🌺 今夜の食卓には、
どの焼売を咲かせますか?
🥢 これぞ焼売之極み~職人渾身の手包み~
(公式ショップ 焼売一覧へ)
PDFを開く
一覧へ戻る

