2025-08-07
福福通信
京都・伏見の湧き水で、もっちり仕上がる焼売の皮。 ― 不二の水がつくる、やわらかいおいしさ ―

こんにちは、点乃どすえ。
京都・伏見は、お酒やお豆腐など「おいしいものが生まれる土地」やけど、
その理由のひとつが、ええ水があることなんどす。
藤森神社の境内に湧く「不二の水(ふじのみず)」もそのひとつ。
昔から「一度飲んだら忘れられへん」って言われて、
お茶人さんも使わはるくらいの名水なんですえ。
実は、点心福の焼売や餃子の皮も、
この不二の水でこねてるんどす。
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🥢水が変わると、皮の食感が変わる?
これ、ほんまに変わるんどす。
同じ粉を使っても、水の性質が違うだけで皮のもっちり感がぜんぜん違うんどすえ。
不二の水は、「やわらかい水(軟水)」で、
この水で作ると、皮がしっとり、なめらかに仕上がるんどす。
焼売をかじったときに「ふわっ、もちっ」となるのは、
この水のおかげなんやなぁと、わたしも実感してます。
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🍃ちいさな違いが、ほんまもんをつくる
水なんて、どれも一緒やと思いがちやけど、
京都の点心は「素材」も「水」も、ちゃんと選ぶことから始まります。
そのちいさな心づかいが、
「あ、おいしいなぁ」って思える焼売になるんどす。
京都に住んでるからこそ、
この水のありがたさ、大切にしたいなぁって思うんどすえ。
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📛まとめ
「不二の水」は伏見の名水で、昔から大切にされてきたお水
やわらかい水で生地を作ると、皮がしっとり・もっちりに
京都点心福では、このお水を使って毎日点心の皮を手づくり
小さな違いが、ひとくちのおいしさにあらわれるんどす
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