2025-07-08
京都点心福の献立帖
【ぶどうの葉で包む涼しさ】舞妓点乃がすすめる京の夏献立

🍽 本日のお献立(よくばり膳) 主菜:京都点心福「だし焼売」〜出汁の香りでほっこり〜 副菜:鯛のぶどう葉包み蒸し 汁物:賀茂なすとみょうがの冷やし椀 ご飯もの:タコとしば漬けの炊き込みご飯 --- 📝 概要文 お庭のぶどうが大きゅうなって、葉っぱが陽にきらきら照らされておりましたえ。 そんな光景を見てますと、初夏の香りがふわっとしてまいります。 今宵は「だし焼売」を主役に、ぶどうの葉で鯛を包んで蒸したんどす。 涼を呼ぶ冷やし椀に、ちょっと変わり種の炊き込みご飯。 京の夏をぎゅっと詰め込んだお膳、お楽しみくださいまし。 --- 📌 本日のキーワード 京都 お取り寄せ 京都点心福 だし焼売 --- 一、主菜|京都点心福「だし焼売」 材料(2人分) だし焼売(京都点心福):6個 お好みで山椒塩や柚子胡椒:適量 作り方 凍ったまま蒸し器に入れて、湯気がしっかり上がるまで8分ほど蒸しとうございます。 湯気に包まれた焼売の皮がふんわり仕上がったら、お皿へどうぞ。 点乃の一言 「ほわ〜っと香るお出汁が、どこかほっとする味どすえ。おかわりしたなる…。」 --- 二、副菜|鯛のぶどう葉包み蒸し 材料(2人分) 鯛の切り身:2切れ ぶどうの葉(無農薬):2枚 塩:少々 オリーブオイル:小さじ1 レモン:2枚 作り方 1. 鯛は塩をふって10分おいて、水分を拭きとる。 2. ぶどうの葉はさっと茹でてやわらかくし、鯛を包む。 3. 蒸し器で8分ほど蒸し、レモンとオイルをかけて仕上げどす。 点乃の一言 「葉っぱの香りがふわっと移って、鯛のお味が引き立ちますえ。まるで庭の風ごといただいてるようなどす。」 --- 三、汁物|賀茂なすとみょうがの冷やし椀 材料(2人分) 賀茂なす:1/2個 みょうが:1本 出汁:300ml 薄口醤油:小さじ1 塩:少々 作り方 1. 賀茂なすは厚めに切って下茹でし、冷水に取る。 2. みょうがは千切り。 3. 冷ました出汁に醤油と塩を入れて調え、器に注ぐ。 点乃の一言 「冷たいお出汁って、ほんに涼しおすなぁ。みょうがの香りがアクセントで、さっぱりどす。」 --- 四、ご飯もの|タコとしば漬けの炊き込みご飯 材料(2合分) 米:2合 ゆでダコ:100g しば漬け:大さじ2 出汁:2合分 酒:大さじ1 醤油:小さじ1 作り方 米を研いで浸水し、タコとしば漬けを加えて炊飯。炊き上がりにさっくり混ぜます。 点乃の一言 「しば漬けの酸味がええ仕事してますえ。タコもぷりっとしてて、夏らしい一品どす。」 --- 🌿締めのおことば ぶどうの葉が風に揺れて、夏の気配をおしえてくれはるころ、 こんなお献立はいかがどすか? だし焼売のやさしい味わいと、旬の京野菜・海の幸の彩りで、 今日もおおきに、おなかもこころも満たされますように。
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