2026-10-13
京都点心福の献立帖
【菊花開・古典点心】細切り皮で咲かせる伝統「菊花焼売」せいろ蒸しレシピ|京都点心福

【菊花開・古典点心】細切り皮で咲かせる伝統「菊花焼売」せいろ蒸しレシピ|京都点心福
\ 二十四節気「寒露」・七十二候「菊花開」/
せいろの蒸気でふわりと花開く!
古典点心の知恵 × 溢れる肉汁焼売
せいろの蒸気でふわりと花開く!
伝統仕立ての「菊花焼売」
〜 細切り皮が咲き誇る秋の風雅な8分蒸し 〜
💬 菊の節句や菊花展の季節、食卓でも秋の風情を感じられる、職人技のような美しい点心を作ってみたい!
💡 街のあちこちで気品ある菊の花がほころび始める『菊花開(きくのはな ひらく)』の候。
今宵は、中国古典点心の粋を今に伝える
『菊花焼売(チューホワシャオマイ)』
の物語と仕立て方をご紹介いたす!
実は、焼売の歴史を14世紀の元代まで遡ると、すでに「頂を花のように仕立てる」と記されており、“花を咲かせること”こそが焼売の原点でござった。
細切りにした焼売の皮をまとい、せいろの蒸気熱でふわりと咲き誇る白菊の姿と、つるりとした舌触り、中から溢れ出す濃厚な肉汁をご堪能くだされ!
今宵は、中国古典点心の粋を今に伝える
『菊花焼売(チューホワシャオマイ)』
の物語と仕立て方をご紹介いたす!
実は、焼売の歴史を14世紀の元代まで遡ると、すでに「頂を花のように仕立てる」と記されており、“花を咲かせること”こそが焼売の原点でござった。
細切りにした焼売の皮をまとい、せいろの蒸気熱でふわりと咲き誇る白菊の姿と、つるりとした舌触り、中から溢れ出す濃厚な肉汁をご堪能くだされ!
◇ しゅうまい奉行の指南 「器用な包み技がなくとも、細切りにした皮をまとわせるだけで誰でも見事な大輪の菊を咲かせられるのが、この菊花焼売の素晴らしい知恵でござる!
秋の冷え込みが進むこの時節、せいろの湯気とともに咲き誇る白菊を愛で、心も体も温まる雅なひとときをお過ごしくだされ!」
秋の冷え込みが進むこの時節、せいろの湯気とともに咲き誇る白菊を愛で、心も体も温まる雅なひとときをお過ごしくだされ!」
📜 焼売と「菊花」にまつわる歴史的文献(出典・学術的背景)
① 焼売が「花」を模していた最古の文献
焼売(稍麦)が記録された最古の文献およびその解説書に、まさに「頂を花(おしべ)のように仕立てる」という明確な記述が存在します。
『朴通事(ぼくつうじ)』および『朴通事諺解(ぼくつうじげんかい)』(14世紀・元代〜李氏朝鮮)
該当の一節:
「以面作皮、以肉為餡、當頂作為花蕊、方言謂之稍麦」
(訳:小麦粉で皮を作り、肉を餡とし、天面を花のおしべ[花蕊]のように仕立てる。方言でこれを「稍麦[シャオマイ]」と呼ぶ)
該当の一節:
「以面作皮、以肉為餡、當頂作為花蕊、方言謂之稍麦」
(訳:小麦粉で皮を作り、肉を餡とし、天面を花のおしべ[花蕊]のように仕立てる。方言でこれを「稍麦[シャオマイ]」と呼ぶ)
解説:焼売(当時は稍麦・焼麦と表記)の歴史上、最も古い記録とされています。この時代からすでに「焼売の上面は平らではなく、花が開いたような姿に仕立てるもの」と定義されていました。
② 日本における「細切り皮をまぶす菊花焼売」の文献
中国の宴席料理にある「花を模す点心(花式点心)」の知恵が、日本のプロ調理技術や家庭料理へ導入された経緯を示す文献です。
-
『中国料理技術選書 点心』(柴田書店)
プロの点心師向け専門書。「花式焼売」や菊花をかたどる伝統的な細工点心の技法・理論が詳述されています。 -
昭和期〜の専門調理書・家庭料理全集(柴田書店、女子栄養大学出版部など)
中国料理の宴席点心(菊花・蓮花などを模した造形)をベースに、「包むのが難しい家庭でも、蒸気熱を利用して美しく大輪の白菊を咲かせられる合理的な技法」として、「皮を細切りにして肉団子にまぶす=菊花焼売(菊花シュウマイ)」という手法が定着しました。
\ 包みたてを15分で急速封印・溢れる肉汁 /
【しゅうまい専用米】京都点心福監修 × 八代目儀兵衛
老舗米屋「八代目儀兵衛」と共同開発。焼売のジューシーな肉汁と甘みを極限まで引き立てる専用ブレンド米(2kg)。
焼売に合うお米(2kg)を見る >
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