ホップのたのしみ方と京都点心福の点心|点乃のやさしい香り案内

ホップのたのしみ方と京都点心福の点心
― 点乃のやさしいご案内 ―
木津川の川沿いを歩いておりましたら、風にゆらゆら揺れるホップの毬花が目に入りました。
よく見ると、薄い紙のような鱗片が重なって、とてもかわいらしい姿なんです。
ホップはビールだけでなく、暮らしの中でもいろいろと役立つ植物でして、
せっかくですので、点乃からやさしく使い方をご紹介させてもらいますね。
そして、それぞれに合わせたい京都点心福の点心も添えております。
1. ホップティーでほっとする時間 × 海老水餃子
乾かしたホップにお湯をそっと注ぎますと、ほろ苦さの中に花のようなやさしい香りが広がります。
静かに気持ちが落ち着く、夜のひとときにぴったりどす。
そんな穏やかな時間には、やさしい塩味と海老の甘みが調和した「海老水餃子」がお似合いです。
ふわっと立つ湯気が、ホップティーの香りともよく寄り添いますえ。
2. ホップ湯でからだを緩める × 肉汁焼売
布袋にホップを入れて湯船に浮かべれば、ほのかな甘苦さが湯気に混じって、気持ちがゆるゆるとほぐれていきます。
まるで川辺の風がそっと寄り添ってくれるようなどす。
湯上がりに少しお腹が空いたら、国産豚の旨味がじゅわり広がる「肉汁焼売」を。
あたたまった体に、やさしく力をくれる味わいです。
3. ホップの香り袋で安らぐ寝室 × しそ餃子
乾いたホップを小袋に詰めて枕元に置くと、淡く甘い香りがそっと広がります。
落ち着きたい夜には、とても心地よいものです。
寝る前にちょっとだけ口にしたくなる時は、爽やかな風味の「しそ餃子」をおすすめします。
軽やかな味わいで、あとを引かず、眠りを邪魔しません。
4. ドライホップで季節を飾る × 塩焼売
ホップは乾燥させると、青から金へと色づいていきます。
そのまま吊るしておくだけで、季節の移ろいを感じられる可愛いインテリアになりますえ。
そんな素朴な飾りには、素材の味をすっと引き立ててくれる「塩焼売」がよく似合います。
九条ねぎの香りがふわっと広がり、食卓の景色もやさしく整います。
5. 晩酌のお話にホップを添えて × 肉汁焼売
「木津川でホップを見かけてん」と話すだけで、晩酌の席がすこし華やぎます。
ホップはビールの味わいを決める植物でもあるので、話題としても楽しいんどす。
そんな晩酌には、旨味の強い「肉汁焼売」。
ビールと合わせると、自然と笑みがこぼれる相性です。
6. 素朴な知恵に寄り添う × しそ餃子
昔は乾燥ホップを米袋に入れて、軽い防虫に使った地域もあったそうどす。
今では香りのアクセントとして楽しむぐらいがちょうどええかもしれません。
この素朴さには、野菜の旨みが生きた「しそ餃子」がよく寄り添います。
やさしい風味が心の隅までほぐしてくれます。
まとめ
ホップは「飲む」「香る」「浸かる」「飾る」と、いろんな形で暮らしに寄り添ってくれます。
そして、京都点心福の点心もまた、どの場面にもそっと馴染む味わいどす。
気分に合わせて点心を選んでいただくと、
毎日の時間が少しあたたかく、やさしいものになりますえ。
木津川の風に揺れる毬花をきっかけに、
日々の暮らしに「ちいさな癒し」を添えてもらえたら嬉しゅうございます。
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