霜降から立冬へ|湯気が恋しくなる季節の京点心【点乃】

霜降から立冬へ──湯気がほっと沁みる頃どす
霜降のころになると、夜の冷えこみがきゅっと深うなりまして、 朝の草には露がようけついてキラキラ光りますの。 そうして本日、十一月七日は立冬──暦の上では冬のはじまりどす。
秋の名残も、まだ少しだけ残りつつ、 空の色も風の匂いも、ゆっくり冬へと向かっていく…… そんな静かでやさしい季節どすえ。
霜降から立冬へ──京の景色が変わる頃
霜降の終わりごろ、京都の山々は深い紅をまとい、 伏見の水辺にはふわっと朝靄がかかりますの。 空気が澄んで、音がよう通るようになる感じ、わかってもらえますやろか。
立冬を迎える今日になると、 夕暮れは早うなって、月もすっと姿を見せてきます。 ちょっと肩をすくめたくなるような冷たい風が、冬の気配どす。
湯気がいちばんおいしく見える季節
霜降を過ぎて立冬へ向かうこの時季は、 湯気の立つお料理が、ほんまに恋しくなりますえ。 蒸籠から上がる白い湯気は、朝露が消えていく景色にも似てて、 見ているだけで心がほどけるようなどす。
京都点心福の焼売も、この季節はまた格別どして、 香りも旨みも、いつも以上にふわりと広がります。
点乃おすすめの焼売たち
肉汁焼売
ひと口で、じゅわっと広がる豚肉の甘み。寒い日のご褒美みたいな焼売どす。
▶ 楽天:肉汁焼売を見る ▶ 公式:肉汁焼売を見る塩焼売
素材のおいしさがすっと立つ、やさしい塩味。冬の乾いた空気とよう合いますの。
▶ 楽天:塩焼売を見る ▶ 公式:塩焼売を見るだし焼売
昆布とかつおの香りがふわっと広がる、京らしい焼売どす。寒い夜にしみますえ。
▶ 楽天:だし焼売を見る ▶ 公式:だし焼売を見る海老焼売
冬の入口は海老がきゅっと締まっておいしい頃。ぷりっとした贅沢感が魅力どす。
▶ 楽天:海老焼売を見る ▶ 公式:海老焼売を見る鬼辛焼売
寒い日には、ちょっと辛いもんが体の芯まであっためてくれますえ。冬の味方どす。
▶ 楽天:鬼辛焼売を見る ▶ 公式:鬼辛焼売を見るおわりに
霜降から立冬へ。秋と冬がそっと入れ替わる小さな時間どす。 こんな季節こそ、あったかい湯気の力って大きいもんですねぇ。 京都点心福の焼売が、皆さまの食卓をやさしく照らす一品になりますように。
PDFを開く
一覧へ戻る

