セイタカアワダチソウの活用法6選|点乃の季節の便り|京都点心福

点乃の献立帖 | 季節のたより
秋を染めるセイタカアワダチソウ
― やさしい暮らしの知恵 ―
秋の終わり、風の中に金色の穂がゆれると、季節の静けさが胸に染みてきますなぁ。
セイタカアワダチソウ――その名の通り背の高い草どすが、よく見ると一つひとつの花が小さこうて、どこか可愛らしいおす。
今日はそんな草の、やさしい暮らしへの活かし方をお話ししますえ。
① ハーブとして楽しむ
乾かした花や葉をお湯に浸すと、ふんわりと草の香りが広がります。
ほのかな苦味に蜂蜜を少し加えると、冷えた身体がじんわり温まるよう。秋の夜、ほっとするひとときにぴったりのお茶どすえ。
② 草木染めに使う
花を煮出すと、淡い黄金色の染料がとれます。
木綿や麻の布を染めると、秋の光のようにやさしい色合いに。手ぬぐいやハンカチを染めて、秋の思い出を布に残すのも素敵どすえ。
③ お部屋を飾る
花を束ねて逆さに吊るせば、やがてドライフラワーに。
他の秋の実と合わせてリースにすると、金色がアクセントになります。ほんのり甘い香りが残るさかい、玄関やお部屋の飾りにもおすすめどす。
④ 蜜蜂のごちそう
寒さが近づく頃、ほとんどの花が終わってしまいますが、セイタカアワダチソウはその時期に咲いて、蜂たちに蜜を分けてくれます。
蜂蜜は深い琥珀色で、香ばしい秋の味がするんどすえ。
⑤ 土を元気にする
刈り取った草を細かくして土に混ぜると、やがて肥やしになります。
一見ただの雑草でも、役目を終えたあとに大地へ還るその姿、なんだか人の生き方にも似ているような気がいたしますのや。
⑥ 新芽をいただく(ちょっとした冒険)
実は春先のやわらかい新芽は、山菜のように天ぷらやおひたしでいただけるんどすえ。
そやけど、ここで一つご注意を。育ちすぎた葉っぱを摘んだり、アク抜きをうっかり怠りますと……お口の中が「ひえぇ!」となるほどの『激ニガ』に見舞われますのや(笑)。自然の恵みをいただくには、丁寧な下ごしらえが肝心。お試しの際は、くれぐれもご慎重にお頼み申しますえ。
金色の秋と、湯気のしあわせ
金色の穂が風にそよぐ晩秋。
そんな景色を眺めながら、あたたかい湯気に包まれる時間が恋しゅうなりますなぁ。
京都点心福の「点心39点セット」は、いろんな味が少しずつ詰まった贅沢な詰め合わせどす。ご家族やお友だちと囲むひとときを、どうぞお楽しみおくれやす。
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