【点乃だより】薬膳献立帖|だし焼売と棗のやさしい食卓(京都点心福)

薬膳献立帖|だし焼売と棗のやさしい食卓
今日は、だしの香りの焼売に、棗(なつめ)の甘みを少し足して、ほっと落ち着く献立にいたしました。
からだをあたためて、明日も気持ちよく過ごせますように。
※ 棗やクコの実は体質によって合わないことがございます。ご持病や服薬中の方は、医師にご相談ください。
主菜|だし焼売(京都点心福)
国産豚の旨みに和風だしがすっと寄り添います。袋のまま温めても、蒸しても、ふっくらと仕上がります。
- 電子レンジ:袋の表示どおり温めます。
- 蒸し器:湯気が立ってから中火で6〜8分。
おすすめ:醤油小さじ1+黒酢小さじ1+刻み生姜少々。棗の甘みを添えると、やさしい後味になります。
副菜|棗とクコの実入り 薬膳スープ
鶏のだしに棗の自然な甘みを重ねて、心までゆるむ一椀に。
材料(2〜3人分)
- 棗(乾)6〜8粒(軽く割って種を外す)・クコの実 大さじ1
- 鶏もも200g・生姜薄切り3〜4枚・長ねぎ1/2本
- 水800ml・酒大さじ1・塩小さじ1/2〜
作り方
- 鍋に水・鶏肉・生姜・長ねぎ・酒を入れ、中火で10分。
- 棗とクコの実を加えて、弱めの中火で10〜15分。
- 塩で味をととのえます。お好みで胡椒少々。
飲みもの|棗茶(なつめ茶)
食後にすっと落ち着く一杯です。
- 棗(乾)2〜3粒を粗く刻み、耐熱カップへ。
- 熱湯200mlを注ぎ、5分ほど蒸らします。生姜や蜂蜜を添えてもやさしい味になります。
甘味|棗酒のやわらかゼリー
ほのかな甘みの余韻が、静かな夜に似合います。アルコールが気になるときは煮切るか、リンゴジュースで代用ください。
材料(2〜3人分)
- 棗酒150ml(またはリンゴジュース+刻み棗)
- 水150ml・砂糖小さじ2・粉ゼラチン5g
作り方
- 水を温め、砂糖とゼラチンを溶かします。
- 粗熱が取れたら棗酒を合わせ、容器に流して冷やし固めます。
- 刻んだ棗を添えて仕上げます。
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